タクさんのエントリ「デ・ジャ・ヴュ」の便乗ですｗｗ　小説の繋ぎに「実話」で・・・

前にお話した事があったかと思いますが
「建築屋」としてイキオイのあった頃、パチンコ屋の全面改装を千葉県・流山市で請け負いまして。

下請け業者としていった先で「元請の監督」が倒れてしまい
「アンタ総合監督やってくれんかのー？」
という事で工事全体の監督を請けて、そろそろ工事が完了するって時の話なんですが。

その時は「工事の遅れ」をほぼ取り戻し、一旦自宅に戻って風呂に入り翌日早朝に千葉に戻った時に
事務所の社員の女性から電話が入りました。
「今「流山警察署」から連絡が入りました。管内で『轢逃げ事件』があったそうで
　社長のナンバーを見たと通報があったそうです。【八王子ナンバー】で珍しいから間違いないって・・・」

もう彼女は私が轢逃げした物と決め付けていてメチャ引いてます！！
俺事故なんか起こして無いし「居眠り運転」もしてません！！

警察が実況検分から直接、現場に来るとの事でモチロン堂々と待ち受けます。
自分の車もそのまま駐車場に置いて待つと「数台のパトカー」がサイレン鳴らしてきやがりました；；
「アンタが事故を起こしたのか？！！」　＜話も聞かずに「犯罪者」扱いか？！
「事故なんか起こしちゃいねえ。」
「調べれば直ぐに判る。」
「好きにしろ。」

朝現場に到着してから当然触ってもいない私の車を鑑識が探ります。
苦虫を噛み潰したような表情のままシバラクそれを見ていると
何も見付からないらしく顔色を失った警察官は申し訳無さそうにのたまいます。
「申し訳ありません。貴方の車には「衝突痕」も「轢擦痕」も見つかりません。」
「見付からねー。じゃ済まないんだよ。」
「すいません。事情を聞いた者と我々は別なんで詳細は解りません。」
「じゃあソイツ呼んで来い。」

警察官は本署に連絡し、通報を受けた担当官と話をしているが
どうも埒がアカナイ。
「通報は最寄の公衆電話で確かに「この車のナンバー」を伝えてます。
　しかしその後通報者は不明です。」
「それで？」
「被害者は「お婆さん」と言う話でしたが現場にはおらず、血痕等もありませんでした。」
「ハアッ？」
「所轄の病院にも急患や搬送の事実はありません。」
「じゃあ誰が被害者か・・・」
「はい・・・不明です・・・」

結局、鑑識と警察はヒラ謝りして帰っていきました。
本署の担当官も結果が解れば連絡いたしますと言いながら、その後連絡は無いのです。

私は何故「事件」に巻き込まれたんでしょうか？
そもそも「事故」は本当に起こったんでしょうか？



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